カテゴリ:司法( 2 )

司法:オランダ王国憲法(1983年)
第6章 司法

第112条
(1)裁判所は、私法にかかわる権利をめぐる争いや、犯罪を裁く責任をもつ。
(2)私法にかかわらない紛争を裁く責任は、法律にしたがい、裁判所または裁判所に属しない法廷が受けもつ。こうした裁きの扱い方や効力は、法律で定める。

第113条
(1)裁判所は、犯罪を裁く責任をもつ。
(2)政府機関が定める懲罰裁判のやり方については、法律で定める。
(3)自由をうばう刑罰を与えられるのは、裁判所だけである。
(4)オランダ国外での事件の裁判、および非常事態には、上と異なる規則を定めてよい。

第114条
 死刑を行なってはならない。

第115条
 より上級の政府機関へ訴え直せるのは、憲法112条の(2)項に定める争いである。
 
第116条
(1)裁判所のなかにどんな法廷を置くかは、法律で定める。
(2)裁判所の組織、構成、権限については、法律で定める。
(3)法律で定めれば裁判官でないものも、裁判官といっしょに、裁決に加わってよい。
(4)裁判官が、裁判官および前項で述べたものが職務をじゅうぶん果たしているかどうかを調べる監査のやり方は、法律で定める。

第117条
(1)裁判官および最高裁判所長官は王の布告によって任命し、その地位は終身である。
(2)上の人びとがその地位を失うのは、自分から辞めるか、法律で定める定年になった場合である。
(3)裁判所に属し、法律が指定する法廷は、上の人びとの資格を停止したり、その地位をうばってよい。
(5)上の人びとについて、その他の法的な地位については、法律で定める。

第118条
(1)最高裁判所の裁判官は、国会第二院が選ぶ候補者3人につき1人を、王の布告により任命する。
(2)最高裁判所には法律に定める範囲で、法廷が下した判決のうち違法であるものを無効にする責任がある。
(3)法律で定めれば、最高裁判所に仕事を追加してよい。

第119条
 現在や過去に、国会議員や国務相、長官が職務中におかした違法行為は、最高裁判所が訴える。そのやり方は王の布告で示すか、国会第二院で決める。

第120条
 法廷は、法律や条約が憲法にそっているかどうかを、判断してはならない。

第121条
 法律に定める場合を除き、裁判記録を公開し、判決の根拠ははっきり示さなければならない。裁判は公開で行なわなければならない。

第122条
(1)減刑は、王の布告による。それは法律で指定された法廷からの、法律にそった規準をじゅうぶん考えた上での勧告にもとづかなければならない。
(2)特赦は、法律にしたがって与えなければならない。
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by souansyuu | 2005-07-08 06:45 | 司法

司法:日本国憲法 
第6章 司法

第76条【司法権・裁判所、特別裁判所の禁止、裁判官の独立】
1 すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。
2 特別裁判所は、これを設置することができない。行政機関は、終審として裁判を行ふことができない。
3 すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。
 
第77条【最高裁判所の規則制定権】
1 最高裁判所は、訴訟に関する手続、弁護士、裁判所の内部規律及び司法事務処理に関する事項について、規則を定める権限を有する。
2 検察官は、最高裁判所の定める規則に従わなければならない。
3 最高裁判所は、下級裁判所に関する規則を定める権限を、下級裁判所に委任することができる。
 
第78条【裁判官の身分の保障】
 裁判官は、裁判により、心身の故障のために職務を執ることができないと決定された場合を除いては、公の弾劾によらなければ罷免されない。裁判官の懲戒処分は、行政機関がこれを行ふことはできない。
 
第79条【最高裁判所の裁判官、国民審査、定年、報酬】
1 最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。
2 最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後10年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。
3 前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。
4 審査に関する事項は、法律でこれを定める。
5 最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。
6 最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。
 
第80条【下級裁判所の裁判官・任期・定年、報酬】
1 下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によつて、内閣でこれを任命する。その裁判官は、任期を10年とし、再任されることができる。但し、法律の定める年齢に達した時には退官する。
2 下級裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。
 
第81条【法令審査権と最高裁判所】
 最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。
 
第82条【裁判の公開】
1 裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。
2 裁判所が、裁判官の全員一致で、公の秩序又は善良の風俗を害する虞があると決した場合には、対審は、公開しないでこれを行ふことができる。但し、政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第3章で保障する国民の権利が問題となつてゐる事件の対審は、常にこれを公開しなければならない。
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by souansyuu | 2005-07-06 09:12 | 司法