カテゴリ:立法( 2 )

立法:オランダ王国憲法(1983年)
第3章 国会

第1部 組織と構成

第50条
 国会はオランダのすべての人を代表する。

第53条
(1)両院の議員は、法律の定める制限にしたがい、比例代表制によって選挙する。
(2)選挙は秘密投票による。

第54条
(1)第二院の議員は、18歳以上のオランダ国民が直接選挙によって選ぶ。ただし、オランダに住んでいないという理由から、法律によって例外とされたオランダ国民はのぞく。
(2)つぎの者には、選挙権を与えない。
(a)法に示されている犯罪をおかし、裁判所が確定した判決として1年以上の入牢を命じ、同時に選挙権を取り上げている者。
(b)精神障害により法的責任を負うことができない、と裁判所が判断を確定したもの。

第58条
 国会各院は新しく選ばれた議員について、信任できるかどうかを調べる。また、議員の信任や選挙に関して起こる論争については、法律に定める規準もじゅうぶん参考にしながら、それらを裁定する。

第60条
 両院の議員は就任するさい、法律に示されたやり方にしたがって議会で宣誓を行ない、身の潔白を保証し、憲法へ忠誠を尽くし任務を忠実に果たすことを誓約しなければならない。


第2部 規則と手続き

第65条
 毎年、9月の第3木曜日に、または法の定めるところにしたがってそれ以前に、王またはその代理は、政府の政策方針を両院合同会議で説明する。
 
第68条
 国家の利益に反しないかぎり、国会の各院または両院合同会議のひとりまたは複数の議員が要求するあらゆる情報を、国務相と長官は口頭または文書で提供しなければならない。

第69条
(1) 国務相と長官には、国会に出席し協議に参加する権利がある。
(2) 国務相と長官を、国会の各院または両院合同会議に招集することができる。
(3) 国務相と長官は、国会に出席するさい、彼らが選んだ者の補佐を受けることができる。

第70条
 国会両院には、各院でも両院合同でも、法律で定める規則にしたがい、調査を行なう権利がある。

第71条
 国会議員、国務相、長官その他協議に参加する者は、国会やその委員会に出席している間の発言、および提出した文書について、訴えられたり、法律のもとで責任を問われることはない。


第5章 立法と行政

第1部 法律や政令その他の規則

第81条
 法律は、政府と国会が共同でつくる。

第82条
(1)法案を出せるのは、王またはその代理、および国会第二院である。
(2)国会の両院合同会議で話し合う必要がある法案を出せるのは、王またはその代理、もしくは第2章の条項に関係して招集された、両院合同会議である。
(3)国会第二院や両院合同会議では、代議員はひとりで、または複数で法案を出してよい。

第88条
 法律をみんなに知らせ、有効とすることに関する規則は、法律で定める。みんなに知らせる前の法律に、効力はない。
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by souansyuu | 2005-07-08 06:30 | 立法

立法:日本国憲法
第4章 国会

第41条【国会の地位、立法権】
 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。

第42条【両院制】
 国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。

第43条【両議院の組織】
1 両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。
2 両議院の議員の定数は、法律でこれを定める。

第44条【議員及び選挙人の資格】
 両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。

第45条【衆議院議員の任期】
 衆議院議員の任期は、4年とする。但し、衆議院解散の場合には、その期間満了前に終了する。

第46条【参議院議員の任期】
 参議院議員の任期は、6年とし、3年ごとに、議員の半数を改選する。

第47条【選挙に関する事項の法定】
 選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。

第48条【両議院議員兼職禁止】
 何人も、同時に両議院の議員たることはできない。

第49条【議員の歳費】
 両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける。

第50条【議員の不逮捕特権】
 両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。

第51条【議員の発言・票決の無責任】
 両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。

第52条【常会】
 国会の常会は、毎年1回これを召集する。

第53条【臨時会】 内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。

第54条【衆議院の解散、特別会、参議院の緊急集会】
1 衆議院が解散されたときは、解散の日から40日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、その選挙の日から30日以内に、国会を召集しなければならない。
2 衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。但し、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる。
3 前項但書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであつて、次の国会開会の後10日以内に、衆議院の同意がない場合には、その効力を失ふ。

第55条【議員の資格争訟】
 両議院は各々その議員の資格に関する争訟を裁判する。但し、議員の議席を失はせるには、出席議員の3分の2以上の多数による議決を必要とする。

第56条【定足数・票決】
1 両議院は、各々その総議員の3分の1以上の出席がなければ、議事を開き議決することができない。
2 両議員の議事は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

第57条【会議の公開、秘密会】
1 両議院の会議は、公開とする。但し、出席議員の3分の2以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる。
2 両議院は、各々その会議の記録を保存し、秘密会の記録の中で特に秘密を要すると認められるもの以外は、これを公表し、且つ一般に頒布しなければならない。
3 出席議員の5分の1以上の要求があれば、各議員の表決は、これを会議録に記載しなければならない。

第58条【役員の選任、議院規則、懲罰】
1 両議院は、各々その議長その他の役員を選任する。
2 両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。但し、議員を除名するには、出席議員の3分の2以上の多数による議決を必要とする。

第59条【法律案の議決、衆議院の優越】
1 法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。
2 衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の3分の2以上の多数で再び可決したときは、法律となる。
3 前項の規定は、法律の定めるところにより、衆議院が、両議院の協議会を開くことを妨げない。
4 参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて60
日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる。

第60条【衆議院の予算先議と優越】
1 予算は、さきに衆議院に提出しなければならない。
2 予算について、参議院で衆議院と異なつた議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は参議院が衆議院の可決した予算を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて30日以内に、議決しないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。

第61条【条約の国会承認と衆議院の優越】
 条約の締結に必要な国会の承認については、前条第2項の規定を準用する。

第62条【議院の国政調査権】
 両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。

第63条【国務大臣の議院出席】
 内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。

第64条【弾劾裁判所】
1 国会は、罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するため、両議院の議員で組織する弾劾裁判所を設ける。
2 弾劾に関する事項は、法律でこれを定める。

第7章 財政

第83条【財政処理の基本原則】
 国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。
 
第84条【課税】
 あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。
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by souansyuu | 2005-07-04 07:00 | 立法